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2010年10月25日

企業秘密

弊社にはいろいろな案件が持ち込まれます。
新製品の部品とか新機種の画期的な機能を考えた部品などがあります。
また個人や大学や研究機関の関係者からも特許の製品や実験装置に使う部品などもあります。
これらに共通するのはやはり他の人に知られたくないという問題があります。
もちろん守秘義務は守りますし、こちらもより良い案があれば提案もします。

ここで興味深いことは同じような案件が持ち込まれることがあるのです。
当然他社のことは公言しませんし話すこともできません。
でも両方の案を足せばさらに良いものができるということもあります。
こういう時でもどちらかに肩入れすることもできないので静観しています。

やはり新商品や新製品の開発と言うのは決して自分だけや1社だけがしているのではなく、同じようなことを考えている個人や企業が多くいるということです。
その中で早くモノにしなければならないから開発と言うのは大変です。
弊社もそのような個人や企業の役に立てるような仕事ができることは光栄に思えます。
そしてさらに技術を磨いていきたいです。
posted by いっちゃん at 18:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 製造 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月22日

製造業の減少

製造業の開業数より廃業数が多いという記事が先日出ていました。

そのことは工場の数の減少を意味しているのです。
廃業している製造業は電子部品や情報通信といった業種が皮革、繊維といった業種よりも多いのです。
日本の得意とする分野の業種が衰退しているのです。

この分野は中国を初めとするアジア諸国にかなりシフトしています。
組立工場が海外に移転しているので現地調達していることも影響しています。
さらに先端技術といえど最新鋭の機械があれば世界中どこでもできるようにもなってきています。
そうなると人件費の安い国へ流れてしまうのは当然の成り行きです。

以前は機械だけでなく職人の技とか匠とか言われた部分での加工も多くありました。
しかし近年はそのような匠の技を生かす加工もめっきり少なくなってきています。

デジタル技術の発達ですぐに量産への移行も可能になってきているそうです。
そのため日本の得意とする量産前の試作もかなり減ってきているそうです。

究極は設計段階から日本を離れて海外でモノづくりをしている企業もあります。

その中で自分が経営している町工場は過去の栄光は忘れるしかないと思っています。
つい最近までは昔みたいに景気さえ良くなればと思っていましたが、今では昔みたいな景気にはならないと思っています。
そのため過去にこだわらない新たなモノづくりの取り組みによって新しい芽が少しづつ出てきています。

ダーウィンの進化論ではないが
「強いものや賢いものが生き残れるのではなく、変化できるものが生き残れるのである。」











posted by いっちゃん at 19:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 新聞記事、雑誌記事、テレビ番組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月13日

技術力だけでは生き残れない

日本の大手製造業はかつては多くの分野で世界のシェアを取っていた。
技術力さえあれば世界で勝てるという時代があった。
そしてその日本の大手製造業を支えていたのが中小企業であった。
中小企業の技術力もコアな分野においては高い技術力を身につけていた。

その高い技術力さえあれば世界に勝てるというシナリオが崩れている。
携帯電話ひとつをみても日本製のものは他の国のメーカーよりも機能面ではすぐれている。
それにも関わらず世界でのシェアはわずかなものである。
世界の多くの人々の要求に応える携帯電話ではないのである。
携帯に限らず家電やパソコンなどでも同様なことが起きている。
技術力があってもビジネスモデルや事業戦略の構築ができないために諸外国に出遅れているという説があったがまさにそのとおりだと思う。

このことは大企業に限ったことではなく、中小企業にも言えるのではないか。
中小企業も一昔前までは技術力さえあれば仕事はいくらでもあると言われていた。
そのために多くの中小企業は自分のコアとなるべき技術を大手企業の要求に応えるために磨き続けてきた。
ところが近年では空洞化ものしかかり技術力がある中小企業でも仕事量は少なくなってきた。
やはり中小企業でもビジネスモデルや事業戦略を構築しなければならない。

そんな中、私も今までの下請け的な仕事を続けながら新しい事業戦略には試行錯誤している。
行動に起こしているものもあるが結果が出ないと悩むものでもある。
それでもやらなければならないと自分自身を叱咤激励しているのである。
posted by いっちゃん at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 新聞記事、雑誌記事、テレビ番組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月07日

ノーベル化学賞

日本人二名がノーベル化学賞を受賞しました。
一人の受賞者の鈴木章北海道大学名誉教授は今回の受賞したテーマのクロスカップリングは特許をとっていなかったそうです。
そのおかげで研究者や企業がクロスカップリングの応用をいろいろな分野で試みたのです。
医薬品、液晶、有機ELなど広く応用していったのです。

ひとつの研究がこれだけ多くのものを開発させるきっかけになったのです。
企業が研究する上では商売にすぐに結びつかないような研究は今の時代難しいです。
やはり基礎研究の分野は大学等の公的機関がやっていかなければならないでしょう。
時間もかかるしお金もかかります。
それでもこれからの日本のものづくりを考えると新しい発見を見つける分野の研究は積極的に続けていかなければなりません。
既存のものづくりでは中国を初めとする新興国には勝てないでしょう。

やはりどこの国もやっていないものづくりを日本は目指すべきでしょう。
そのためには国の力が必要なのです。
これこそ国家戦略です。

posted by いっちゃん at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月05日

学生の内定

今日、卒業論文を書いている学生が弊社に来ました。
彼は日本の中小企業について調査をしていので、工場見学と話を聞くために参りました。
昨日は伝統工芸の製造を行っている業者を訪問し、その前にも大田区の町工場にも行ったそうです。

私は彼と話をしていて感心したのは私の話の内容をよく聞いてメモを取っているのです。
今までにも何人もの学生がHPを見て来たり区の関係者から紹介されて来たりしていました。
それでも多くの学生は話はよく聞いてくれますが熱心にメモを取るような学生はそんなにはいませんでした。
ところが今回の学生はよくメモを取って尚且つ自分の意見もはっきり言える人でした。
そんな彼に就職はと訊ねたところ内定は取ったということでした。
履歴書を送ったのが500人ぐらいで7名採用の企業に入れたそうです。
その他にも3社内定をもらったそうです。
大学生の就職戦線は厳しいといっても受かる人はいくつも受かってしまうような人がいるのです。
何十社受けても内定をもらえない学生と数社しか受けなくてもほとんど内定をもらえる学生の違いは
どこにあるのかと考えてしまいます。

彼の場合は直接現場に出向くことによって、ネットや文献だけでは得られない多くの知識や情報を得たのだと思います。
そしてそこから得たものを自分で精査して考えをまとめていったのです。
自分で直接見たり聞いたりしないでうわべだけの知識の学生よりは頼もしいではないですか。
posted by いっちゃん at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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